医療法人社団博山会 沼澤田無駅前歯科 医院HP
東京都西東京市田無町4-2-11
予防に力を入れた治療
インプラントを長く使い続けていだくためには、日々の適切なブラッシングに加え、定期的にメインテナンスを受けていただくことが重要になると感じています。
当院では、治療後のアフターケアの充実にも力を入れており、治療後も6ヶ月おき、またはそれよりも高い頻度にてメインテナンスを受けていただくことをご案内しています。これは治療後も継続的にお口の健康をサポートするためです。
インプラントのメインテナンス
インプラントのメインテナンスでは、インプラントの周囲組織の炎症や歯石・歯垢などの有無をチェックし、インプラントや人工の歯に問題がないか確認をします。
さらにレントゲンやCT撮影によって顎骨の状態の診査や検査などを定期的に受けていただくことで、トラブルの防止とインプラントを長持ちさせることに繋がると考えています。
また、残っている天然歯が虫歯や歯周病などの影響で失われることを予防するため、定期的に予防的な処置を受けることも重要だと考えています。
当院でご提供する予防的な処置
【スケーリング】
日々の歯磨きでは除去が難しい歯石を専用の器具で取り除く処置です。
ルートプレーニングという処置では、歯肉との隙間の奥にある歯根面に付着した歯石、汚染されたセメント質を取り除き、表面を滑らかにする処置を行う場合もあります。
【P.M.T.C】
「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器や薬剤を使って歯の表面の汚れを除去し、磨き上げる処置のことです。
歯をクリーニングすることにより、虫歯や歯周病を予防するだけでなく、歯肉の腫れや痛みの軽減も期待できます。
【除菌療法】
唾液検査・細菌検査によって虫歯や歯周病の原因菌を特定し、対応する薬剤によって除菌及び抗菌する予防的な処置も行っています。
患者様のお口にフィットするマウスピースを作製し、それに薬剤を注入してお口に装着することで処置が行えます。
またこの処置によって、歯垢の定着を集中的に抑えやすくなることも期待できます。
インプラント治療について
インプラントとは
歯を失った部位の顎骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、人工の歯を固定することで失った歯の機能と見た目を補う治療方法です。
インプラント体はチタン製です。チタンには生体との親和性があり、骨と結合しやすい性質をもつ金属で、身体の中に埋入しても悪影響が起きにくい特徴があります。
インプラント治療を受けることで、見た目や噛み心地も、患者様本来の歯に近い状態の回復を期待できます。
歯を失った場合の治療方法の種類
歯を失った場合の治療方法の選択肢には、インプラント以外にもブリッジや入れ歯といった選択肢があります。
【ブリッジを用いた補綴治療】
ブリッジでは失った歯の両隣の歯を削って土台にすることで、橋渡しするように歯を被せ物で補います。
外科処置は伴いませんが、土台となる歯への負担はかかる治療法です。
【入れ歯を用いた補綴治療】
部分入れ歯の場合、入れ歯を周囲の歯にバネを引っ掛けることで固定します。これが総入れ歯になると固定源となる歯が無いため、ずれや外れやすくなる傾向もあります。
また、固定源となる歯はブリッジ同様負担がかかりやすくなります。
公的医療保険が適用できますが、入れ歯の制作に使用できる素材が限られ、金属製のばねを使用することから入れ歯が外から見えることがあります。
【インプラントでの補綴治療】
インプラントは人工歯根を顎骨に固定するため、周囲の歯への負担が抑えられます。
しっかりと固定されることから、噛む・発音などがしやすくなる傾向があります。
ただし、公的医療保険が適用されないことでの負担もあり、必ず外科手術が伴うのも特徴です。
負担を抑えたインプラント治療
当院では、患者様の身体への負担を可能な限り抑えた治療のご提供に努めています。単独欠損から全顎欠損まで様々なケースに対し、できるだけ手術による負担を抑え、安全性に配慮し、的確な治療を提供できるように努めています。
具体的には、歯肉を切開しない「フラップレス術式」や、一回の手術で仮歯の装着が行える「イミディエイト術式(即時加重)」、最少4本のインプラントで片顎すべての歯の機能を改善させる「All-on-4」などです。
患者様の中には顎骨の量や厚みが足りず、骨造成という骨を増やす処置を併用する必要があるケースもありますが、CTの撮影データや3Dシミュレーションシステムを活用することで、できるかぎり骨造成を行わないインプラント治療を検討・提案できるように努めています。
骨量が少ないと診断を受けたことがある方、欠損が多くインプラントができるか不安な方などにもお気軽にご相談ください。
3Dシミュレーションを用いた治療
当院では、3Dシミュレーションシステムを導入することで、精密性・安全性に配慮したインプラント治療のご提供に努めています。
3Dシミュレーションシステムは、歯科用CTで撮影した画像データをもとにコンピュータ上で患者様の口腔内を3D画像で再現し、それを使ってインプラントを埋め込む位置や角度をシミュレーションすることのできるシステムです。
手術のシミュレーションを綿密に行うことで、トラブルを回避した安全な手術と、患者様一人ひとりにより適した治療、そしてそれによる良好な治療結果が期待できると考えています。
手術用ガイドを用いたインプラント手術
3Dシミュレーションシステムを使って立案した治療計画に合わせて作成した手術用ガイドを用いたインプラント手術を当院ではご提供しています。
マウスピースのような形をした手術用ガイドには、インプラントを埋め込む位置に適切な角度で穴が開いています。
この穴に合わせてインプラントを埋入することで、手術時のトラブルやミスの軽減に繋がり、安全性に配慮した手術の実現を目指せると考えています。
インプラント手術の流れ
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初診
初めにカウンセリングにて患者様のお悩みとご要望をじっくりとお伺いします。
その上で、口腔内の診察と検査を行い、必要な方には初期治療を行います。
初期治療では歯石をしっかりと除去し、インプラントの脱落の原因となる歯周病の原因菌を口腔内から除去する処置を行います。 -
CT/レントゲン撮影
歯科用CTやレントゲンの撮影による精密検査を行います。
レントゲンだけでなく歯科用CTの撮影を行うことで、顎骨のなかの神経管や血管の位置、骨幅、骨質などを精密に把握することができます。
これらの情報を得ることは手術中のリスク軽減や、適切な治療計画の立案に繋がります。 -
手術シミュレーション
歯科用CTで撮影した画像データをもとにシミュレーションを作成します。
これは、3Dシミュレーションシステムを使って口腔内の状態を3D画像で再現し、コンピュータ上で手術のシミュレーションを行うことができるもので、インプラント手術での安全性や、適切な治療の実施に繋がるものです。 -
インプラント手術
インプラントを顎骨に埋め込む手術を行います。
手術には歯肉の切開が伴うフラップ手術と、最低限の切開で行うことができるフラップレス手術があります。
また、インプラントを固定するための顎骨の骨量が足りない場合には、手術の前後に骨を増やすための骨造成という処置を併用する場合があります。
当院では患者様の身体への負担を抑えるため、骨が足りない場合でも骨造成を回避してインプラントを固定する「グラフトレス術式」が可能かどうかを検討し、適した症例に対しては適用しています。【フラップ手術の場合】
従来からのインプラント手術の方法で、歯肉の切開が伴います。1. インプラントを埋め込む部位の歯肉をメスで切開します。
2. 歯肉を剥離して顎骨を露出させてからドリルで穴をあけ、そこにインプラントを埋め込み、歯肉を縫合します。
3. 約3ヶ月後に再度歯肉を切開してインプラントに土台(アバットメント)を取り付け、人工の歯を装着します。【フラップレス手術】
症例によっては歯肉への傷が抑えられるフラップレス手術が適用できる場合があります。
1. 手術用ガイドを装着して小さな穴を開け、骨を削ります。
2. その穴へインプラントを埋め込みます。
3. 骨の状態が良く、インプラントが十分に固定されている場合には、手術当日に仮歯を装着することも可能です(イミディエイト術式)。 -
メインテナンス
インプラントを長く使い続けるためには、日々の丁寧な歯磨きに加えて定期的にメインテナンスを受けていただくことが大切だと考えています。
メインテナンスを受けることで、インプラントの周囲組織の感染によるインプラントの脱落や、噛み合わせの変化による人工の歯の破折などのトラブルを回避しやすくなります。
※治療結果は個人差があります。
医療法人社団博山会 沼澤田無駅前歯科の基本情報
- 住所
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〒188-0011
東京都西東京市田無町4-2-11
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医療法人社団博山会 沼澤田無駅前歯科
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