医療法人 小幡歯科クリニック 医院HP

顎の骨が薄い場合

インプラント手術を受ける場合、顎骨の厚みや幅が大切となってきます。
長年、歯を失った部分を、入れ歯やブリッジで補ってきたという方の場合、顎の骨が痩せてきてしまい、インプラントを支えるのに必要な骨の状態を満たしていない場合があります。

そういった患者様のインプラント治療を行う場合は、骨造成を併用し、失われた分の骨を再生させることで、インプラントを支えるのに必要な骨の状態に改善させます。
骨造成など補助的な治療が必要かどうかについては、顎の骨の状態をCTで詳しく調べて、症状に合わせた適切な治療をご提案を行っています。

造骨とは?

骨造成にはケースによっていくつかの方法があります。

・造骨
インプラントを埋め込む予定の片側の骨が足りない場合、インプラントを埋入し、不足している部分に骨を充填、特殊な膜で覆い縫合します。インプラント手術と骨造成を同時に行うことができる方法です。

・上顎洞底挙術法（サイナスリフト）
上顎の歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に移植骨や骨補填材を充填し骨の厚みを確保します。患者様のケースによって骨造成とインプラント手術を同時に行うか、分けて行うかは変わってきます。

・仮骨延長術
下顎骨や上顎骨を、骨の移植を行うことなく骨そのものを造成しようとするものです。当クリニックでは、骨移植材生成機器を導入し、再生医療を融合させた治療を行っています。
患者様本人の歯から抜去した歯牙を利用して骨の造成に必要な骨補填材料を生成する方法です。

10年保証の適用除外事項

• 少なくとも年3回(4か月に1回)の定期健診と歯周治療を継続して受けていただけなかった場合。
• 交通事故や転倒など「偶発的に起こった事故」による破損・喪失等明かに当クリニックの責任でない場合。
• 治療終了後、まったく予期し得ない口腔状態の変化が生じた場合。
• 当クリニックの指示に従わない状態での使用による場合(マウスガードを装着しない、フロス等による日常清掃をしないなど)。
• 喫煙される方(ニコチン検査を受けていただく場合があります)
• インプラント以外の部位の適正な治療を受けずに放置され、インプラント部位に過大な力がかかった場合。
• 治療終了後、当クリニック以外の医療機関で歯科治療を受けられた場合。(インプラント治療以外も含む)
• 糖尿病・骨代謝疾患そのほかのインプラント・歯周病の著しい増悪が報告されている全身疾患に罹患した場合。
• 極端な歯ぎしり・喰いしばりなどにより過度な負担がかかる悪習癖がある場合。

※「保証対象とならない場合」に該当する場合は、保証期間内であったとしても、いかなる修理や再製作、再装着などの費用は有料となりますのでご注意ください。