ジョージ歯科口腔外科 医院HP

兵庫県姫路市西中島295-9

診療案内

インプラント治療のリスクについて

インプラント治療のリスクについて

インプラント治療には、手術(外科処置)を伴うことによるリスクがあります。たとえばインプラント手術で顎の下方にある神経や血管を傷つけてしまった場合、唇や顎のまわりに知覚麻痺や痺れなどの後遺症が残ってしまう可能性があります。また、もし上の奥歯の上方にある上顎洞(副鼻腔)という空洞をインプラントが突き抜けてしまった場合には、感染(蓄膿)の原因となってしまう可能性もあります。

"一生ものの治療"と言えるインプラント治療のために

一生ものの治療と言えるインプラント治療のために

手術を必要とし、リスクを伴うインプラント治療は、患者様にとって"一生ものの治療"と言っても過言ではないのではないでしょうか。

当院では、インプラント治療には以下の3つのことが大切であると考えております。

1. 歯科医師のインプラント治療に関する技術の幅と豊富な知識

2. 充実した機器による適切な診断と詳細な治療計画

3. 手術に関わる機材・環境への徹底した滅菌体制

院長の玉岡 丈二は、インプラント治療において、医学部大学病院でインプラント治療を行い、学会や講習会などで若い歯科医師に指導する立場として活動しています。また、難症例にも対応できるよう常に技術の研鑽に努めております。

インプラント治療についてお悩みの方は、ぜひお気軽に相談にお越しください。

保証について

保証について

インプラントは、自分の歯とは全く異なる構造をしています。インプラントを保つためには、半永久的なメインテナンスが必須です。当院のメインテナンスでは、インプラントの知識を活かしたケアを行い、何かトラブルがあったとしても早期発見・早期解決に努めます。
また、当院では「緻密な治療で長く使えるインプラント」をコンセプトに治療を提供しています。患者様にできるだけ安心して治療を受けていただくために、保証期間(基本的に5年、喫煙者は2年)を設けています。万が一、何かトラブルがあった際は、当院で責任をもって対応させていただきます。
もちろん、患者様にそのようなトラブルがないよう、心掛けて治療いたします。

※保証期間内にインプラントが脱落や撤去適応となった場合、「その後の自由診療に要する費用」から「当該部のインプラント基本費用」を差し引いて提供いたします
※患者様の重大な不注意や不慮の事故など、明らかに当院の責任でない場合は保証適用外になります
※保証の適用は、当院の定めた期間にメインテナンス(定期検診)を受けていただくことが必須となります
※メインテナンス中に担当歯科医師の注意事項を守られない場合などは、その限りではありません

できるだけ痛みの少ない治療に配慮

麻酔注射による痛みをできるだけ抑えるために、表面麻酔薬およびなるべく細い注射針や麻酔液の注入圧をコントロールするための電動麻酔器を導入し、少しでも不安や痛みが軽減できるよう配慮に努めています。

院長は医学部麻酔科での臨床経験があるため、静脈内鎮静法により外科手術時の恐怖心とお身体のご負担をコントロールして処置を行うことも可能です。

インプラントを守る骨と歯茎

インプラント治療は、歯を失ってしまった部分の顎の骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、上から人工歯を被せる治療法です。

インプラント治療を「家を建てること」に例えると

インプラント治療を「家を建てること」に例えると、「顎の骨と歯茎=土地」、「インプラント=柱」、「人工歯=家」であると表現できます。どんなに立派な「柱」と「家」を建てても、「土地」が安定していなければ十分な耐震構造とは言えないと思います。同様にインプラント治療でも、長期的な咬む力に備える(耐震)ためには十分な「顎の骨と歯茎=土地」が必要となります。

インプラントを守る骨と歯茎

インプラントを守る骨と歯茎

インプラント治療の適応可否には、顎の骨の状態が大きく関係します。骨の幅や厚み、骨密度などが不足していると、人口歯根の埋入が困難になるためです。また健康な歯茎の幅と厚みは、術後の長期的な安定性のためにも欠かせません。必要に応じて骨や歯茎を作る手術を併用し、インプラントおよび口腔全体の長期的な健康維持を目指します。

骨の造成治療

骨の造成治療

歯を抜いてから一定期間経過している場合や歯根が膿んでしまっている場合、顎の骨の吸収が進んでいることがあります。状態により、インプラント治療を行うために骨の厚みや幅を増やすための治療法「骨造成術」が必要となることがあります。

当院では、患者様お一人ひとりの口腔状態および全身的な背景はもちろん、患者様の人生において長期的視点に立ったインプラント治療の提供に努めています。

当院のインプラント治療の流れ

  • インプラント精密検査

    インプラント精密検査

    インプラント治療の前には、患者様の状態を適切に把握することが必要不可欠だと考えています。
    精密検査では、全身状態の把握・口腔内の写真撮影・パノラマレントゲン撮影・歯周病の検査・虫歯の検査・CT検査・口腔内スキャナ検査などを行い、患者様の状態を丁寧に調べます。
    ※初回は基本的に治療いたしません

  • カウンセリング

    カウンセリング

    精密検査によって分かった患者様の口腔内の問題点や適切な治療法についてご説明します。
    患者様の価値観により適した治療方法をご提案し、患者様ご自身に選択していただく方法をとっています。
    治療に関する不安や疑問、ご要望もお伝えいただければお答えします。
    インプラント治療の概要やメリット・デメリットのご説明もいたします。

  • 初回口腔衛生指導・歯周基本治療

    初回口腔衛生指導・歯周基本治療

    患者様個々のリスク評価をもとに、歯ブラシや食生活などの指導を行います。
    また、歯科衛生士が口腔内のプラーク(歯垢)や歯石の除去を行います。

  • 必要に応じて術前治療

    必要に応じて術前治療

    虫歯や歯周病がある場合は、そちらを先に治療しなければインプラント治療が受けられないケースも多いです。
    全身状態に問題がある場合も、医科と連携して術前治療が必要になることもあります。
    また、顎の骨や歯茎に十分な厚みと幅がないと、インプラントを埋め込めないことがほとんどのため、必要に応じて事前に骨造成手術や歯周組織形成手術を行います。

  • インプラント埋入手術(1次手術)

    インプラント埋入手術(1次手術)

    局部麻酔を行い、歯肉を切開して、顎の骨の中にチタン性のインプラントを埋入します。
    必要な場合は、骨造成手術を同時に行います。

  • 治癒期間

    治癒期間

    インプラントと顎の骨がしっかりと結合して安定するまで待ちます。
    約2〜6ヵ月待機する必要があります。

  • インプラント頭出し手術(2次手術)

    インプラント頭出し手術(2次手術)

    埋入したインプラントに、アバットメントと呼ばれる土台(インプラントと人工歯の連結部分)を装着します。
    必要な場合は、歯茎の形成手術(歯肉移植など)を同時に行います。

  • 最終補綴(被せ物)の治療

    最終補綴(被せ物)の治療

    必要に応じて仮歯を作製し、噛み合わせや歯茎との調和を確認の上、微調整します。
    装着した土台の型取りをして、被せ物(基本的にセラミック)を製作して装着します。

  • 治療後メインテナンス

    治療後メインテナンス

    インプラントを長持ちさせるために、ご自宅でのケアはもちろん、当院でメインテナンス(定期健診)を受診していただきます。
    インプラントを保つためには、半永久的なメインテナンスが必須となります。
    汚れが溜まることで、インプラントの歯周病といえる「インプラント周囲炎」にかかる可能性がありますので、ケアは徹底して続けましょう。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

インプラント治療の症例

【症例1】奥歯インプラント治療(骨があるとき)

  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
治療名
奥歯インプラント治療(骨があるとき)
患者様
70代 男性
費用
440,000円(税込)
※奥歯インプラント1本あたりの費用(土台から被せ物まで含む)
期間
5ヶ月

治療内容

患者様の症状

半年前に、左上67番目の奥歯が歯の根っこの歯周炎が原因で痛み、かかりつけ歯科医院で抜歯となった。
抜歯後は入れ歯を作ってもらったが、違和感が強く使用できない。
インプラントをしたい。

治療法

十分な術前の診査・診断を行ったところ、「骨」が十分に存在しており、患者様の希望通りインプラント治療は対応可能と判断しました。
CTでシュミレーションを行なったところ、抜歯から半年経過しているため周囲の骨はある程度回復しており、副鼻腔の空洞(上顎洞)との距離も十分に存在していたため、通法通りインプラント埋入術の計画としました。
インプラント埋入手術を行なった後、インプラント2次手術を行い、セラミッククラウンで治療しました。

治療結果

先日(2023年6月時点)、術後6年を経過しましたがインプラントに問題はなく非常に経過良好です。
患者様も、入れ歯を回避して自分の歯のように噛むことができておりとても満足していただいています。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

手術後、痛みや違和感・出血・腫れなどが出る可能性があります。
インプラント治療は継続的なメインテナンスが不十分な場合、インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)になるリスクが上がります。
担当歯科医師からの注意事項説明を充分に理解していただくようお願いします。

ジョージ歯科口腔外科の治療サービス

手術の種類
骨造成治療
手術環境
笑気麻酔
使用インプラントメーカー
ストローマン
その他のサービス
歯周病治療

ジョージ歯科口腔外科の基本情報

住所
670-0805
兵庫県姫路市西中島295-9

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ホームページ
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診療時間
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土曜 9:00〜12:45 / 14:00〜17:00
休診日
木・日・祝
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