山下歯科医院(併設:歯周病再生インプラント研究所) 医院HP

福岡県福岡市中央区天神1-13-6 西鉄天神ビル8階

山下歯科医院のこだわり・特徴

インプラント治療の前に歯周病の治療

インプラントを入れる前に、必ず歯周病の治療をしておくことが最も重要だと考えています。
歯周病菌は、インプラントの周りに定着して炎症を起こすことがあります。これを「インプラント周囲炎」といいますが、ほかの歯に歯周病が残ったままだと、その歯周病菌がインプラントへ移ってしまうケースがあります。
そのため、歯周病を治療してからインプラント治療を行うことが、インプラント治療を成功させる鍵といっても過言ではないでしょう。

しっかりとした土台作り（骨造成・歯槽堤保存術)

骨が不十分な場合、そのままの状態でインプラントを入れないということも重要だと考えます。
通常、抜歯をしたところは骨が不十分な状態になっていることが多いです。その際、治療期間が少し長くなってでも、十分に骨を再生（骨造成）させてから、より良いポジションにインプラントを入れることが、長きに渡りインプラントを維持させる重要な要因だと考えています。

デジタルサージカルガイドを活用

当院では、患者様の腫れや痛みの軽減に繋がるサージカルガイドを導入しています。CTで撮影した画像検査データをコンピューターソフトに取り込んで、インプラントを埋め込む位置や方向をシミュレーションし、高性能3Dプリンターでデジタルサージカルガイドを作成して、より適した位置に適切に埋め込むシステムです。
これにより、従来の歯科医師の職人技に頼っていた手術に対し、より誤差の少ないインプラント手術が可能になりました。

また、従来の手術では歯肉を大きく開く必要がありましたが、この技術を使えば最小限の切開で済むため、痛みが少ない、腫れにくいなど、患者様の肉体的な負担が少なくなります。

「インプラントはしてみたいけれど、怖いし痛そう」と不安を感じられる方にも、より良い機器やコンピューター技術を駆使することで、患者様に優しい治療が実現できると考えています。

インプラント治療の流れ

ご相談

歯を失った場合はその原因や、歯に関するお悩み、全身の健康状態、気になること、疑問点などをお聞かせください。
ご質問にお答えしながら、インプラント治療についてしっかりご説明いたします。
検査

歯科用CTなどを使用して検査を行い、患者様のお口の状態がインプラント治療に適しているか診断いたします。
治療計画のご説明

検査データを元に、患者様のご要望も踏まえて治療計画をご提案いたします。
手術内容や治療期間、治療に掛かる費用などについても丁寧にご説明します。
もし分からないことがありましたら、どんなことでもお尋ねください。
初期治療

虫歯や歯周病などがある方は、インプラント治療の前にそちらを治療いたします。
また、インプラント手術に必要な骨の厚みや幅が足りない場合は、まず骨造成再生治療を行います。
インプラントの埋入

治療計画に沿ってインプラントの埋入手術を行います。
手術後、インプラントと顎の骨がしっかり安定するまで、通常は3ヵ月～6ヵ月ほど掛かります。経過を観察しつつ治癒を待ちましょう。
インプラントの安定が確認できたら、土台となるアバットメントを取りつけ、人工歯をつけて治療完了です。
※治療完了に掛かる年月は個人差があります。平均6ヵ月～12ヵ月を要します
メインテナンス

手術後も定期的にインプラントのメインテナンスをお受けいただくことは、長く快適にインプラントをお使いいただくために大切です。
ぜひ頑張って定期的にご来院ください。