愛彩デンタルクリニック 医院HP
山梨県甲府市城東3-16-11
当院の方針について
当院は1984年の開業以来、歯科医療とは何か、また、それはどういう形で実を結んでいくのかを追究し続けてきたなかで、患者様に寄り添った診療を行い、患者様と一緒になってお口の健康を守っていくことの大切さを実感して参りました。
当院では、より良い治療結果に導くために、アドヒアランスを重視した治療と、綿密な計画に基づくきめ細やかな治療のご提供に努めています。
アドヒアランスを重視した治療
アドヒアランスとは、治療方針の決定について患者様ご自身が積極的に参加し、その決定に沿って治療を受けることです。
従来の歯科医療では、「治療は歯科医師の指示に従って受けるもの」という考えで行われてきました。
昨今では、患者様がご自身のお口の状態や病気を十分に理解し、治療に対して主体的に関わることで、より良い治療結果が期待できることが判ってきたため、「治療は患者様との相互理解のもとに行っていくもの」という考えに変化してきています。
当院では、患者様のお口の状態や診断結果について分かりやすく丁寧な説明を心掛けています。
そして、患者様ご自身で治療方法を選択できるように複数の治療方法をご提案し、患者様が十分に納得した方法で治療を進めるように努めています。
治療計画とアポイントメント
患者様にご来院いただく日時をあらかじめお約束して治療を行う「アポイントシステム」を導入しております。
その理由は、患者様に適した治療を的確かつ効率的にご提供するためには、綿密に治療計画を立て、じっくりと丁寧に時間をかけて治療を行う必要があると考えているからです。
また、アポイントシステムでは患者様を長くお待たせすることがないので、治療中の患者様のストレスも軽減することができると考えております。
なお、治療は患者様のお口の状態に合わせて懇切・丁寧に行いたいと思っておりますので、できるだけ余裕のあるアポイントをとっていただきたいと思っております。
どうぞご理解とご協力のほどお願いいたします。
インプラント治療について
永久歯を失ってしまうと、残念ながら二度と歯が生えてくることはありません。
そのため、失った歯の機能と見た目を補うためには、ブリッジや入れ歯による治療が行われてきました。
しかし、ブリッジや入れ歯による治療は、公的医療保険の適用範囲内で治療が受けられるものの、見た目や噛み心地、ほかの歯への影響に関して様々なデメリットもあります。
インプラント治療は、ブリッジや入れ歯のデメリットを考えず、失った歯を補うことのできる治療方法の選択肢の一つです。
インプラント治療とは
失った歯の歯根の代わりとなる人工歯根を顎骨に埋め込み、それに人工歯を取り付けることで、歯の機能と見た目を補う治療方法です。
基本的に公的医療保険は適用されませんが、しっかりと顎骨に固定されるので、ガタついたりせず、違和感なく自分の歯に近い噛む機能の回復を期待できます。
また、インプラントに装着する人工歯の素材次第ですが、天然歯に近い見た目の仕上がりを目指すこともできます。
従来の治療法との比較
【歯を1本失った場合】
ブリッジでの治療で失った歯の機能と見た目を補う場合、失った歯の両隣の歯を削って土台にし、歯3本以上の人工歯冠を連結させた被せ物(ブリッジ)を装着することで失った歯を補ってきました。
そのため、隣の歯が健康な状態でも削る必要があり、歯の寿命を縮めてしまう要因になってしまっていました。
一方インプラント治療では、歯を失った部分の顎骨に人工歯根を埋め込んで固定し、人工歯を取り付けます。
インプラントは顎骨に固定するので、周囲の歯を傷付ける必要がありません。
【歯を複数失った場合】
部分入れ歯によって失った歯を補う場合、公的医療保険が適用される部分入れ歯では、金属製のバネを周囲の歯に引っ掛けることで固定させるため、固定源となる歯に負担を掛けてしまいます。
また、バネが金属製なので、見た目にも良いとはいえません。
一方インプラント治療では、部分入れ歯の代わりに人工歯根を顎骨に埋め込み歯を補います。
目立つ部分に金属などのパーツを使用していないので、審美的にも配慮した仕上がりが目指せます。
【歯をすべて失った場合】
片顎分のすべての歯を補う場合、総入れ歯を使用する選択肢では、入れ歯が固定されていないので、装着時の違和感や、食事の時に食べ物が入れ歯と歯肉の間に入り込んでしまうことで、不快感や痛みの原因になってしまう場合などのデメリットも考えられます。
インプラント治療によって片顎分の歯を補う場合は、すべての歯を1本ずつインプラントにする方法もありますが、患者様の負担を軽減できる方法として、片顎分の人工歯を支えるのに適した本数のインプラントを埋入し、人工歯を固定することでしっかりとした噛み心地を得ることができます。
がたついたり、動くことが無いため、間に食べ物が挟まることなどがなく、天然の歯に近い噛み心地の回復にも繋がります。
インプラント治療の流れ
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検査と治療目標の決定
まずお口の中を診察し、診断に必要な検査、歯型などの資料などを採ります。
その上で、仮歯や仮義歯を作成し、よく噛めて、見た目にも配慮した、メインテナンスしやすい仕上がりを目指すため、どのように最終的に被せる人工歯を作れば良いかを検討します。 -
診断・治療計画
最終的に被せる人工歯の位置などが決定すると、人工歯を支えるインプラントを埋め込むための顎骨が十分に存在するかどうかを診断します。
十分な骨が無い場合には、骨を作ることでインプラント治療が可能かどうかを診断し、可能であれば治療計画を立てます。当院ではより的確な診断を行い、インプラント治療を安全に行うために、コンピュータシミュレーションシステムを導入しております。
コンピュータシミュレーションシステムとは、CTで撮影した画像をもとにコンピュータ画面上で立体画像を作成し、詳細な顎骨の状態を把握することのできるコンピュータソフトのことです。
これを使用することで、インプラントを埋め込む適切な位置や深さ、角度などをシミュレーションすることができるため、より患者様のお口の状態に合った治療を提供することに繋がります。 -
人工歯根を埋め込む手術
人工歯根であるインプラントのパーツ(フィクスチャー)を顎骨に埋め込みます。
手術は局所麻酔をして行いますので、痛みを感じることはほとんどないかと思います。
症例によってはコンピュータシミュレーションシステムによるシミュレーション通りに人工歯根を埋め込むことのできる手術用テンプートを使用します。
手術用テンプートを使用すると、身体への負担をできる限り抑えつつ、的確な位置に人工歯根を埋め込むことが繋がります。 -
治癒期間
人工歯根と顎骨が十分に結合して固定されるまでの治癒期間を設けます。
治癒期間の長さには顎骨の質などにより個人差がありますが、平均して3〜6ヶ月ほどです。
また、治癒期間中は必要に応じて仮歯を装着します。 -
アバットメントの連結
人工歯根と顎骨が結合したら、アバットメントとよばれる人工歯の土台となるパーツを人工歯根のヘッド部分に連結します。
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人工歯の装着
アバットメントを含めたお口の中全体の型を採り、その型をもとに人工歯を作製します。
人工歯が繋がりたら、アバットメントに人工歯を装着して、治療は完了です。 -
メインテナンス
インプラントを長持ちさせるためには、適切にホームケアし、定期検診によるメインテナンスを受けていただくことが重要だと考えています。
メインテナンスでは、普段の歯磨きでは除去しきれない汚れを歯科衛生士が丁寧に除去します。
また、歯科医師がインプラントや噛み合わせに問題がないかをチェックいたします。
※治療結果は個人差があります。
愛彩デンタルクリニックの治療サービス
- 手術の種類
- 骨造成治療 / 入れ歯を併用したインプラント / 審美的なインプラント
愛彩デンタルクリニックの基本情報
- 住所
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〒400-0861
山梨県甲府市城東3-16-11
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