藤沢アット歯科 医院HP
神奈川県藤沢市藤沢462 MEFULL藤沢3階・4階
当院のインプラント治療
歯科用CT・インプラント埋入ガイドシステムを活用した検査・治療
近年、歯科治療の分野でもCTを活用した3次元的な検査か行われるようになってきました。
これは従来の2次元的なレントゲン写真ではわかりにくかった、血管や神経が複雑に入り組んだ部位も3D画像によって確認できるようになったともいえ、詳細な診断や精密な治療に繋がるものです。
当院でもインプラント治療の際は、CT撮影から得られたデータをもとに、手術計画を作成し、それに沿った処置が行えるように、手術用ガイドを作成します。
この方法の場合、従来のインプラント治療で行ったような、大きく歯茎を切開した治療を行う必要がなく、最小限の傷で手術を行うことができ、出血や治療後の痛みの軽減にも繋がります。
これは患者様の身体にかかる、インプラント手術での負担を軽減することにも繋がり、かつ、安全性にも配慮できる方法です。
【プラップレス手術とは】
フラップレス手術ではその特徴として、インプラントを埋め込む歯茎・顎骨の位置に、ドリルを使用し、穴を開けるようにして、インプラントを埋め込むための処置を行います。
インプラントの埋め込みも特に縫合が必要なく、手術後はその日のうちにご帰宅いただけます。
傷口が最小限なので、手術時間も短く済み、傷も最小限に抑えられることから、患者様の身体にかかる負担も抑えられます。
ケースによっては、仮歯の装着までを手術日当日に行うこともでき、歯がない状態を避けられる場合もあります。
【手術用ガイドとは】
手術用ガイドを作成することは、プラップレス手術に対応したインプラント手術が行えるというだけではありません。
インプラントを埋め込む「位置」「角度」「深さ」といった、手術の安全性に繋がるような部分も考えながら、歯科用CTの撮影情報を元にシミュレーションを作成するため、安全性に配慮したインプラント手術にも繋がります。
事前にシミュレーションを行うことで、いざ手術になったらその部分にインプラントを埋め込めないなどの、不測の事態が起こるような、予知性の低いインプラント手術を行う必要が無くなりました。
また、患者様自身にも手術前に、3D画像などでビジュアル的に治療イメージを確認いただけます。
インプラント手術後にどのような仕上がりになるのかなどを事前にわかることで、治療への安心感を高めることにも繋がるかと思います。
歯科用CTの活用
歯科用CTの活用は、手術用ガイドの作成だけに使われるのではなく、歯肉や顎骨内部の複雑な構造を詳細に確認できることにも繋がります。
これは、患者様の身体を傷つけることなく、状態を確認できることでの利点があります。
CTデータをもとに、患者様の口腔状態を精密に検査することで、骨の厚みや幅が不足しているようなケースでも、事前に処置が必要か、どのような処置が向いているかなどの診断も行うことができます。
当院ではインプラント治療の無料相談時に、歯科用CTでの撮影、検査も行っています。
具体的な診断結果をお伝えできることにも繋がりますし、相談したくても、費用面で検査料などがかかるのではと不安を感じているような方にも、相談へのハードルを下げていただける要素になると考えています。
インプラントの保証制度
インプラント治療を受けても、万が一のケースなどで脱落や破損などが起きる場合もあります。
当院では、そういった場合に備え、インプラント10年保証・上部構造5年保証を設けています。
それぞれに保証期間が異なるのは、上部構造(人工歯)は生活習慣や噛み癖などによってダメージを受けることがあるためです。
ただ、保証を受けるためには、歯科医師の指定する定期メインテナンスを受けていただけていることが条件の一つとなります。
これはインプラントをできる限り長く使っていただけるようにするための対応でもあるため、メインテナンスの受診を欠かさないように患者様にはご案内しています。
骨が少ない・薄い場合のインプラント治療
GBR法(骨組織誘導再生法)
検査結果などから、インプラントを埋め込むのには顎骨の高さや幅が不足している場合に行う処置です。
骨の厚みが5mm以下の場合、そのままではインプラントを支えることが難しくなります。
具体的には骨からインプラントがはみ出たような状態になってしまい、それを避けるために顎骨を造成しインプラントがしっかりと支えられる状態にします。
骨の不足している部分を特殊なメンブレンという人工膜で覆い、その内側に骨が再生されるように、ご自身の骨の一部を採取したものや、骨補填材を詰めます。
こうすることで、骨芽細胞の増殖が促され、骨が膜の内側に再生されます。
サイナスリフト法・ソケットリフト法(上顎洞底挙上術)
上顎の骨が十分な厚みがない場合に行う方法です。
上顎の上にある上顎洞の底部にある粘膜を押し上げ、その部分に骨を再生させるスペースを作ります。
サイナスリフト法の場合は、広い範囲で骨を再生させるために、インプラント手術の前に顎骨の側面から処置をすることになります。
一方でソケットリフト法の場合は、インプラントを埋め込むための穴から粘膜を押し上げ骨を再生させる処置を行います。そのため、インプラント手術と同時に処置を行うことができます。
どちらの方法をとるかについては、患者様の症状に合わせて診断し、選択することになります。
※治療結果は個人差があります。
藤沢アット歯科の治療サービス
- 手術の種類
- 骨造成治療 / フラップレス手術 / All-on-4 / 入れ歯を利用したインプラント / 審美的なインプラント
- 手術環境
- 3D CADCAMを利用した治療