かつき歯科クリニック 医院HP

All-on-4による治療

歯を失ってしまった本数が多い場合や、総入れ歯をお使いの方に適したインプラント治療としてAll-on-4と呼ばれる治療法の選択肢があります。
片顎分の人工歯を4〜6本のインプラント体で支えることで、インプラント埋入による負担を軽減でき、残っている歯の抜歯から、インプラント体の埋入手術、仮歯の装着までが1日で完了できます。

骨が少ない場合に対応できるインプラント治療

インプラント治療を受けたいと思ったことがあっても、顎の骨の厚みや幅が十分ではなく、インプラント体を支えることができないという理由で、インプラント治療を諦めたことのある方もいるかもしれません。
当院では、骨を補い、再生する「骨造成法」にも対応しています。一度諦めたことがあっても、骨造成法の併用により、インプラント治療が可能になる可能性もあります。ぜひご相談ください。

【骨造成法について】

当院では次のような骨造成法に対応しています。
患者様の骨の量や厚みによって、適切な方法での骨造成を行います。
症状によってはインプラントの埋入と同時に骨造成法を行う場合もあります。

・GBR法
骨の欠損が少ない場合に対応できる方法です。骨の欠損している部分を再生させインプラントをさえます。

・ソケットリフト
上顎の骨が薄くそのままではインプラントを埋め込むことが難しい場合に行います。
インプラントを埋入するために開けた穴の部分から骨を移植する方法です。

・サイナスリフト
ソケットリフト同様に上顎の骨が薄い状態の時に適用します。
この方法の場合、歯茎の側面に穴を開けてそこから骨を移植することになります。

インプラント歯周炎について

インプラントは人工の歯ですので虫歯にはなることはありませんが、インプラント歯周炎と呼ばれる、歯周病に似た症状を発症する場合があります。
この症状が出てしまうと、せっかく入れたインプラントが最悪の場合抜けてしまうことがあります。
原因として考えられるものに、歯周病と同様に、人工歯と歯茎の間に歯垢が溜まることで、原因となる細菌が増殖し、歯周組織が破壊されるというものがあります。
構造的にもインプラントは天然歯よりも細菌が入り込みやすい傾向があり、天然歯以上に丁寧な歯みがきと歯科医師によるメインテナンスが欠かせません。

そのほかのインプラントのトラブル

インプラント歯周炎以外にもインプラント埋入後のトラブルとして考えられるものがあります。
人工歯の割れ・欠け、アバットメント(人工歯を支える接合部分)の破損、全体の噛み合わせのバランスが変化して、インプラントに過度な負荷がかかってしまうケースなどがあげられます。
こういった症状を放置することで、早期の治療が難しくなる場合もあります。
定期健診を受けていただき、歯科医師によるメインテナンスをしていくことが大切です。

10年間の保証を設けています

当院ではインプラント治療において、すべてのケースでインプラント本体に10年間、人工歯となる上部構造においては5年間の保証を設けています。
保証機関内の破損や不具合においては、追加の治療費がかからずに交換を対応させていただきます。
これは当院でご提供するインプラント治療での品質に自信を持っているからのお約束となります。
ただ、当院の歯科医師が必要と案内したメインテナンスを受診されていない場合、患者様の不注意による破損、通常の使用ではない無理な使用による破損、事故による破損などの場合、再治療が適用されない場合もあります。