なわ歯科医院 医院HP

歯科用顕微鏡（マイクロスコープ）を使用して行う「顕微鏡歯科治療」では、1本の歯を治療する際、より精密な治療を行うために、歯科医師が4倍〜25倍まで拡大可能な顕微鏡を見つつ治療します。
歯の治療は、みなさんが想像される通り、とても細かい治療です。
肉眼で治療できないことはないですが、確実に見えない箇所はあり、そこの治療はほぼ歯科医師の経験に頼らざるを得ないでしょう。
また、見えることと見えないことで、診断基準が変わってくる場合もあると思います。
例えば、見えないことによって診断が難しい歯は、抜歯になってしまうケースもあるはずです。
しかし顕微鏡を使えば、予後不良の歯であっても、保存可能となる場合もあります。
つまり歯を残せる可能性が拡大するといえるでしょう。

単に病気を治すだけの歯科治療では口腔機能の回復は難しく、病気の原因や予後について考え、再発を防ぐことが大切だと思います。
そのために、インプラント、矯正、審美、歯周病、予防などの各歯科分野を関連づけて捉えることが求められると考えます。
当院では、患者様の症状を多角的に診査して必要な治療を見極め、分野を超えて包括的な治療を行い、健康なお口へと改善することを目指します。

当院では、患者様の診療が終わるたびに高圧蒸気滅菌器で診療器具の滅菌処理を行っています。
基本的な器具は、洗浄・すすぎ・消毒・乾燥後にパックに入れて密封した上で、滅菌器にかけて、滅菌パックとして保管します。
そして診療直前に患者様の前で開封します。
このように衛生管理をして、院内感染予防に努め、患者様に安心して受診いただきやすい医療環境をご提供したいと考えています。