医療法人社団樹伸会　いしはた歯科クリニック医院HP

埼玉県久喜市久喜中央1-3-19 ゆきビル1階

医院の特徴

患者の健康寿命を延ばすためしっかり噛める治療を追求

当院では、生涯にわたり健康をサポートすることを基本的な理念としています。
私たちは、痛みがなければよいというのではなく、より快適な状態を生涯にわたって維持していくためのお手伝いをしたいと考えています。
日本は長寿国といわれることもありますが、健康寿命と平均寿命との間に10年くらいの差があり、寝たきりや要介護、認知症の人が少なくないことも事実だと感じています。
このことには、歯の状態が悪い人が少なくはないということも関係していると考えています。

そこで、健康で長生きをしてもらいたいという願いから「噛める」ことに着目し、重要視しています。
当院では治療計画を提案する際には口全体を一単位と捉え、口全体(1口腔1単位)での最善の治療計画のご提案を努めています。
その中で、当院の院長は、インプラント治療は最善の一手であると考えています。
ただ、患者様のご要望によっては、自費の入れ歯の方が良い場合もあります。
ほかにも、「外科処置が苦手」「全身疾患があってインプラント治療は難しい」「費用面でインプラント治療は難しい」などの理由で、インプラント治療の選択肢が選びにくい方もいるかと思います。
そういった方にも安心していただけるように、入れ歯治療などの選択肢でもできる限り快適な状態に導けるようにも努めています。

短期間・低侵襲を目指したインプラント治療

短期間・低侵襲を目指したインプラント治療
当医院では、「4sコンセプト」としているコンセプトを掲げ、それをもとに、即時荷重インプラント治療という術式でインプラント治療のご提供に努めています。

【4sコンセプトとは】
・Short(短期間治療)
・Simple(シンプル)
・Small(最小限の外科処置)
・Safe(安全)

これは患者様目線に立った、短期間・低侵襲を目指した治療のコンセプトです。

即時荷重インプラント治療では抜歯と同時にインプラント埋入を行い、その後2ヶ月程度で被せ物として人工歯を取り付けます。
抜歯後には歯が無くなったことで、骨吸収が起きます。これが起こる前にインプラントの埋入を行うことで、骨吸収に伴う、顎骨が痩せてしまう症状を抑え、骨を増やす治療などの治療を併用することなく、インプラント治療を進められるようにする方法が即時荷重インプラント治療です。

ただ、即時荷重インプラントは全ての患者様の症状に適用できる治療法ではありません。
そのため、治療を受けていただく前に、患者様自身が即時荷重インプラント治療を受けられるかについては、確認をさせていただく必要はあります。

歯周病治療にも重視

インプラント治療を行う上で、歯周病は注意しなければならない症状のひとつです。
そのため、当院では歯周病治療にも重点をおき、インプラント治療前に症状が見つかった場合には優先して処置を行うようにしています。

スタッフの充実

いしはた歯科クリニックには、歯科医師10名、歯科衛生士が合計12名在籍しています(2018年9月現在)。
スタッフの人数を充実させることで、より多くの患者様の口腔ケア、サポートが行える環境づくりに努めています。
インプラントは治療が終わってからが始まりだと考えています。
「せっかく歯医者に来ていただいたので、お口をキレイにして帰ってもらいたい」という気持ちから、患者様の治療が終わったら終了するのではなく、余った時間でクリーニングを受け手いただいています。
そのため、当院には定期健診やクリーニングを目的としてお越しいただく患者様もいらっしゃることが特徴だと考えています。

取り扱っている咀嚼機能を改善する治療

All-on-4・6、オーバーデンチャー

All-on-4・6やオーバーデンチャーは、インプラントを土台として連結した人工歯を装着することにより、咀嚼機能の改善を目指す治療法です。
All-on-4・6とオーバーデンチャーの大きな違いは、前者は着脱ができない、後者は着脱ができるという点です。ともに噛む力を安定させやすいのが特徴です。

ブリッジ

ブリッジは、歯の抜けた部分の両隣りの歯を削って、補綴物を被せることで、咀嚼機能を改善する治療法です。
健康な歯を削り、それを支えとするので、土台となる歯に負担がかかりやすい治療だということもできます。

骨が足りない場合のインプラント治療

当院では顎の骨が足りない場合でも、骨形成を行うことで、インプラント治療に対応しています。
治療に使用するインプラントは、患者様にとってより良い品質だと考えられるものや、できる限り広く使われているものなどを基準として選んでいます。

GBR(骨再生誘導法)

GBRは、顎の骨が足りない部分に骨補填材(患者様ご自身の骨や人工骨)を置き、その上にメンブレンという特殊な人工の膜を貼ることで、骨の再生を誘導する治療法です。

インプラント治療の流れ

口腔内検査

レントゲン撮影や歯型採取などを行い、歯や歯茎、顎の骨の状態を検査します。
その検査結果にもとづいて、インプラントを埋め入れる位地や、角度を検証し、最終的な治療計画を確認します。
患者様にご納得いただきましたら、治療開始となります。
手術前の処置治療

歯の根の代わりとなる人工の歯根(「フィクスチャー」ともいいます)を顎の骨に埋め入れる手術を行います。
埋め入れるのに必要な骨の厚みが足りない場合は、骨の厚みを増やす補助手術も行います。
インプラント埋め入れ

インプラントを埋め入れる手術を行います。
手術中の痛みに対応するために、局所(部分)的な麻酔を使用します。
治癒期間

インプラントが骨と強く結合するまでの期間を設けます。
期間は2～3ヵ月ほどを目安としていますが、骨の状態など患者様によって異なります。

結合を待つ期間は、歯茎を縫い合わせ、インプラントを埋め入れた状態です。
手術後から数日間は、抗生剤や炎症を抑える薬を、歯科医師の指示のもと服用していただきます。
補綴物(人工の歯)の作製・装着

インプラントに被せる補綴物を作製し、装着しましたら、インプラント治療の一連の工程は終了します。