MMデンタルクリニック東京医院HP

東京都港区新橋1-15-5 ペルサ115　8階

当院の考えるインプラント治療

よく考えて治療方法を選択できるように

歯を失ったときの治療法とには、ブリッジ・入れ歯・インプラントがあります。その中でもインプラント治療は新しい治療法と認識されている方が少なくないのですが、実は古い歴史を持つ治療法です。
それぞれメリット・デメリットがあり、患者様によって適した治療が異なるため、よく考慮して治療法を選択することが大切です。
当院では、お口の機能回復はもちろん、口元の美しさや将来のお口の健康を目指し、患者様にご納得いただける治療をご提案いたします。

インプラント治療に携わる歯科医師

当院には、公益社団法人日本口腔インプラント学会の専門医・指導医である理事長、同学会の専門医になるためのJSOI専修医が在籍しています。
より良いインプラント治療を多くの患者様にご提供するために、診療環境や治療体制の整備に努め、チーム一丸となってインプラント治療の質の向上に取り組んでいます。

インプラント治療とは

インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め入れ、そこに人工歯を被せることで歯の機能を改善させる治療法です。
インプラントに使用しているチタン素材は骨と結合しやすい特徴を持ち、比較的、拒否反応が起こりにくいとされています。インプラントが骨に強固に結合することで、抜け落ちたりすることなく、咀嚼機能を改善することができます。

残っている健康な歯を削ったり、ほかの歯に負担を掛けたりせず、独立して歯の機能回復を目指せるため、残っている天然歯を守れる治療法とも言えます。
「将来も多くの歯を残していきたい」という方に、インプラント治療をお勧めしています。

インプラント治療がおすすめの方

健康な歯を削りたくない
将来に1本でも多く歯を残したい
入れ歯になりたくない
口元の美しさも重視したい

※治療結果は患者様によって個人差があります。

インプラント治療のメリットデメリット

インプラントはメリットの多い治療法ですが、デメリットもあります。当院は、メリットとデメリットを丁寧に説明し、納得した上で治療を受けていただいています。
ご不明点はお気軽にご相談ください。

メリット

健康な歯を削ったり負担をかけたりしない: まわりの健康な歯を削る・バネを引っかけて負担を掛ける工程がありません。
「残っている歯を守る」という点において、インプラント特有のメリットと言えるでしょう。
審美性を重視した人工歯を入れることも可能: 治療時に金属のバネや銀歯を使用しません。インプラントに被せる人工歯も審美性のある素材を使用し、自然できれいな見た目に調整することができます。
自分の歯と同じ感覚で噛める: 人工歯根であるインプラントを骨に固定するので、入れ歯のように外れたり、装置と歯ぐきの間に食べ物が挟まって痛みが生じたりすることもありません。
正しく治療が行われていれば、固いものも食べられ、天然歯のような咀嚼能力まで回復できるでしょう。
顎の骨が痩せるのを防ぐ: 歯と共に歯根の機能を取り戻すことは、顎の骨が痩せる・吸収する防止に繋がります。
歯を失い、咀嚼の刺激が顎に伝わらなくなると顎の骨が少しずつ痩せていき、しわやたるみの原因になるなど、口元の美しさにも影響することがあります。

デメリット

公的医療保険が適用されない自由診療: インプラント治療は公的医療保険が適用されないため、費用が高額になりやすいです。
そこで当院ではデンタルローンを導入し、金利手数料を24回まで無料にするなど、患者様がじっくり治療選択できるよう費用面でのサポートも導入しています。
外科手術が必要: ブリッジや入れ歯と違い、人工の歯根を埋め入るための外科手術が必要です。
麻酔を使用するので痛みは軽減されますが、身体の負担はほかの治療に比べて大きくなります。
メンテナンスが必要: 治療後は定期的に受診いただき、メンテナンスを行うことが必要です。
インプラントを埋め入れたまま放置してしまうと、細菌に感染する可能性が高くなるため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
当院では定期的なメンテナンスでインプラントとお口全体の健康も守っていけるよう努めています。

治療のリスク

顎の骨の状態によっては、骨を増やす治療が必要になります。
術後に痛みや腫れが生じる場合があります。痛み止めを服用し、患部を冷やしてください。
上顎の治療の場合、鼻血が出やすくなる場合があります。
術後の過ごし方によって、細菌に感染する場合があります。(※そのため生活指導やブラッシング指導を行います)
術後、傷口に触れたり負担を掛けたりすると、傷の治りが悪くなる場合があります。
術後、頬や顎に内出血斑(あざ)ができる場合があります。(※多くのケースでは自然に消えます)
リスクファクターとなり得る全身疾患もあるため、持病をお持ちの方は事前に申告いただきます。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

インプラント治療の流れ

検査

患者様のお口の中の状態を把握するための検査です。
パノラマレントゲン・CTスキャン・口腔内写真などの撮影で取得したデータでデジタルシュミレーションを行います。
その後、診断、治療計画を立案します。
カウンセリング

お口のお悩みや治療に対するご希望などを伺います。
インプラント治療のほかにも可能な治療法や各治療費用の説明を行い、患者様と相談しながら治療法を決めていきます。
初期治療

歯周病や虫歯がある場合はインプラント治療に入る前に治療を行います。
特に歯周病はインプラントの大敵とも言えますので、しっかり治療を行っておく必要があります。
1次手術

顎の骨に穴を開け、インプラントを埋入する手術を行います。
当院では専用の治療機器を備えて衛生的な手術室を完備し、より良い環境で治療を受けていただけるよう努めています。
安静期間

埋入したインプラントが骨と結合するまで待ちます。前歯など、審美性が求められる部位は仮歯を付けて過ごすことも可能です。
この期間は傷口の消毒などで定期的に受診していただきます。
2次手術

歯肉を切開し、埋入したインプラントを露出させてアバットメント・仮歯を装着します。
その後、歯肉の状態などを確認した上で、最終的な人工歯(本歯)を装着します。
メンテナンス

インプラントを長期的に機能させて、お口の健康を守っていくためには、メンテナンスが欠かせません。
トラブルの有無はもちろん、噛み合わせや衛生管理の状態などもチェックし、ブラッシング指導ではセルフケアの質を向上させるサポートも行っていきます。