宇治山田歯科医院 医院HP

1．適切に素早くインプラントを埋め込む取り組み

インプラント治療では歯科用CTとCAD/CAM装置を併用し診断・治療計画の作成・手術用ガイドの作製の工程をデジタルシステムを活用しています。デジタル技術を用いることで人の手や感覚だけに頼らず、より安全で適切な治療を目指します。

2．インプラント治療について研鑽している院長が担当

宇治山田歯科医院では世界基準の歯科治療を提供したいと考えています。インプラント治療を担当する片山昇院長は、インプラント治療が導入されたヨーロッパで技術や知識を学んできました。
実際の治療では歯列の審美性はもちろん、高齢や寝たきりになってもお口の中でインプラントが機能するよう治療計画を考えます。

3．インプラントメーカーへのこだわり

当院ではインプラントを選ぶ際、「シェア率」「メーカーの品質管理」「生体親和性の高さ」「骨と強固に結合して長期使用に耐えうるか」を基準にしています。
顎の中に埋め込む医療部品だからこそ、患者様の要望や状況に応じられるという点かも重要視しています。

4．痛みや患者様の不安に配慮した治療

患者様の中には、手術に対してどうしても痛みの心配や不安感が強い方もいらっしゃいます。そのため当院では、筋肉内に薬剤を注射してうとうと眠っているような状態に促す「筋肉内鎮静法」を導入しています。
また手術用ガイドを用いることで、より安全に短時間で行える痛みを抑えた埋入手術を目指し、患者様の負担軽減に努めています。

5．インプラント治療を成功に導く体制・環境づくり

インプラント治療の結果をより良いものにするため、治療体制や環境にもこだわっています。
精密な検査・診断のために歯科用CTやマイクロスコープを導入し、安全性に配慮した手術を行うためにインプラント専用の完全個室診療室を設けました。衛生環境と感染対策には治療器具の滅菌処理を行うなど、スタッフ一同が高い志で徹底に努めています。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

• 問診・カウンセリング

  

  まずは患者様のお話を丁寧に伺います。
  その後、当院で方針としているインプラント治療についてご理解・ご納得いただきましたらインプラント治療を開始します。
  治療に対する疑問や現状の不安などがありましたら、遠慮なくお申し付けください。

• 精密検査

  

  顔の骨格・顎骨・身体の状態をきちんと把握するため、歯科用CT・レントゲン・3D口腔スキャナによる撮影・血液検査を行います。

  ※検査結果からインプラント治療が適さないと診断された場合は、ほかに適用できる治療法をご提案します。

• 検査結果に基づく治療計画をご提案

  

  精密検査で得た患者様のデータは、デジタルシステムにてシミュレーションソフトで治療経過を予測することができます。このシミュレーション結果を参考に治療計画を考えていきます。
  そして、必要なインプラントの本数・治療費用・治療期間・治療の流れなど、患者様の治療計画について詳しくご説明します。同意をいただけましたら本格的な治療をはじめます。些細なことでも構いませんので、治療計画に不明点がありましたらご質問ください。

• 安全に手術を行うための前処置

  

  事前の精密検査で虫歯や歯周病が発見された場合は、その治療を優先します。クリーニングなどで歯垢や歯石を除去し、インプラント治療を行う前にお口の状態を整えます。
  インプラントを埋め込むのに骨が足りない場合は、PRGF骨再生療法などで骨量を増やす処置を行います。

• インプラント埋入手術

  

  シミュレーションであらかじめ定めたインプラントの埋入位置を的確にアシストするため、手術用ガイドを用いてインプラント体を顎の骨に埋め込みます。
  手術中は心電図や血圧計などで患者様の全身状態を管理します。痛みや不安は筋肉内鎮静法で抑えるようにします。

  ※症例によっては、手術を2回に分ける「2回法」を行う場合もあります。
  最初の手術でまずはインプラントを埋め込んだ後、治癒期間を経て骨と結合するのを設けます。
  2回目の手術ではインプラントを埋め込んだ箇所を再度切開して、アバットメントという人工歯の土台を装着します。

• 治癒期間

  手術後、埋め込んだインプラントと顎の骨が結合するまでの治癒期間を設けます。
  治癒期間は患者様の年齢や健康状態、骨の質やインプラントを埋め込んだ位置などによって多少差は出ますが、平均して3〜6ヵ月ほどです。
  この期間中は日常生活に不便がないよう、仮歯をつけることも可能です。

• 上部構造の製作

  

  インプラントと顎の骨が結合されたのを確認したら人工歯を装着します。装着後は様子を見ながら違和感や痛みがないよう、噛み合わせを調整していきます。
  インプラント治療はここで完了です。

• メインテナンス

  

  インプラントを埋め込んだ後に注意しなければならないのがインプラント周囲炎です。チタン製のインプラント自体が虫歯になることはありませんが、インプラントを埋め込んだ部分の歯ぐきが細菌感染してインプラント周囲炎になることがあります。
  インプラント周囲炎をそのままにしているとインプラントが抜け落ちてしまうこともあるので、長持ちさせるためにはしっかりケアを続けることが大切です。歯磨きなど毎日のセルフケアに加え、定期的に歯科医院でクリーニングやメインテナンスを受けるようにしましょう。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

オーバーデンチャーはインプラントに入れ歯を固定させる治療法です。顎の骨に埋め込んだ2〜4本のインプラントにアタッチメントという留め具を取り付け、その上に入れ歯を固定させるため、インプラントと入れ歯それぞれのメリットを併せ持っています。

当院の片山昇院長は勤務医時代に広島でオーバーデンチャーに関する研鑽を重ね、入れ歯に対する見識を拡げてきました。治療経験の中で介護や訪問診療の現場に携わった際、時にインプラントが天然歯よりも長く顎の骨で残存し、機能していることを確認したこともあります。
現在でも外来・訪問診療にて、総義歯の治療経験を重ねています(2022年11月現在)。

症例によってオーバーデンチャーの治療が難しい場合もありますが、患者様の健康状態が良好であれば、必要最小限のインプラントを埋め込んで、できるだけ早く、安定した義歯の作製に努めています。その際、患者様の状態・意向をふまえて適切な治療法をご提案します。
入れ歯のご利用もお考えでしたら、まずはご相談ください。

※治療結果は患者様によって個人差があります。