医療法人社団一英会 佐久平センター歯科 医院HP

• 治療前

  

• インプラントの埋め入れ

  

• 仮歯装着

  

インプラント治療を受けることでのメリットは?

歯が1本だけ抜けているような場合はブリッジという選択肢もありますが、両側の歯を削る必要があります。
インプラントで補う場合は、抜けた部分のみにインプラントを埋め入れることができるので、周囲の歯に影響を与えにくい特徴があります。
奥歯が抜けているような場合は、入れ歯を使用する方法もありますが、取り外しして手入れをする必要があります。インプラントで補う場合は固定式なのでその手間はありません。

インプラント治療を受けることでのデメリットは?

インプラント治療の場合、人工歯根を埋め込むための手術が必ず必要です。
また、最終的な被せ物を装着するのはインプラントが骨としっかり結合してからなので、治療期間が長くなってしまいます。
ブリッジや入れ歯などでは公的医療保険が適用される治療の選択肢もありますが、インプラントは自費診療となるため全額患者様の自己負担となります。

インプラントは誰でも受けられますか?

多くの成人の方であれば適用可能な治療法です。
ただ、骨量が著しく少ない場合や全身疾患がある場合など治療が難しいケースもあります。
治療を検討されている場合は担当する歯科医師などとしっかりと相談してください。

インプラントの手術は痛くありませんか?

手術時は局所麻酔下で行うため、痛みを感じにくくなります。
術後に関しては、数日腫れたり、痛みを感じることがありますが個人差があります。
ただ、痛み止めで十分抑えられる程度だと考えられます。

インプラントはどれぐらい使えますか?

人工歯根の素材はチタンです。これは金属ですが骨の再生時に異物と認識されにくく、一緒に骨に取り込まれ結合する性質があり、長期の安定性が期待できます。
ただ、インプラント治療後の患者様自身での口腔内のお手入れが悪い場合は、インプラントの寿命は短くなる場合があります。
治療後も継続してメインテナンスに通っていただくことなどを通じて、5年〜10年の維持を目標に当院では治療をご提供しています。

治療期間はどの位かかりますか?

目安としては4ヶ月〜12ヶ月程度と考えてみてください。
ただ、手術方法が1回法・2回法どちらになるか、上顎・下顎どちらの手術かなど、個人差があります。

インプラント治療後のお口の手入れは特別な方法が必要ですか?

患者様自身の天然歯の場合は、歯根と歯槽骨を繋ぐ歯根膜というものがあり、これが歯にかかる衝撃を受け止めるクッションや、細菌の進入防止などの役目を担います。
しかし、インプラント治療では歯根膜を回復することはできません。
そのため、細菌感染に対する抵抗力は弱くなり、天然歯よりもしっかりと清掃などのケアが必要です。
長期間インプラントを維持するためには、定期的に歯科医院を受診していただき、歯科医師や歯科衛生士からの指導を受けていただきたいと思っています。