つちや歯科医院 医院HP
東京都豊島区池袋4-17-10 土屋ビル2F
インプラントとは
当院で行っているインプラント治療は、歯を失ってしまった場合に、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、失ってしまった歯を補う治療法のことです。
この治療法では、自分自身の歯が元通りになるのに近い、機能や見た目の回復を行えます。
ブリッジとの違い
以前は、少数の歯を失った場合、ブリッジを使用した治療が一般的なものでした。
しかし、この治療法ではブリッジの土台とするために左右の健康な歯を削る必要があったのですが、インプラント治療では、歯を失った部分にだけ治療を行えますので、患者様自身の健康な歯を維持することができます。
また、インプラント治療の場合、歯根に当たる部分を補えるので、噛む力を直接顎の骨で受けることができ、強い力で噛めるようにもなります。
そのため、歯を失う前と同じように食事を楽しむことができます。
当院でのインプラント治療の流れ
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問診・相談
最初に患者様の症状を把握するために、治療に関するご要望を伺います。
患者様によって、最初からインプラントを希望される場合、入れ歯やブリッジにするかを迷っている方もいるかと思います。そのためにも、インプラントのメリット・デメリット、治療にかかる費用の目安などをしっかりとお伝えし、患者様に納得いただけるまで話し合うようにしています。
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診断
インプラント治療をご希望される方には、歯科用CTを使った診断を行います。
3D画像によって、骨の密度、厚さ、神経や血管の位置、これらの情報を正確に把握していくためです。その診断の結果で、インプラント治療が実際に可能かどうか、可能な場合どういった治療を行うかなどの治療計画を総合的に診断していきます。
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治療計画の説明
診断結果をもとに患者様には、実際の治療計画をお伝えします。
その際、できるだけ丁寧であり、分かりやすく、専門用語を使用しないでお伝えできるように心掛けています。
この段階で、実際の治療に掛かる合計金額の提示と、支払い方法についての提案もさせていただきます。患者様が不安に思うことを残したまま治療に進むことが無いように、とことんお話しさせていただきますし、ご相談にも応じますので何かあれば遠慮なくお話しください。
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一次手術
インプラント本体を顎の骨に埋め込むための最初の手術になります。
治療では、局所麻酔を行い、歯肉を切開し、歯槽骨という顎の骨に埋め込むインプラント体よりも少し小さめの穴を開け、インプラント体を埋め込みます。
その上で歯肉を被せて縫合することで手術は終わりになります。所要時間は本数にもよりますが、30〜90分程度で完了となります。
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治療期間
インプラント体が骨としっかりと結合するのには個人差もありますが、3ヵ月〜6ヵ月ほどかかります。
事前に診断した骨の状態などから判断するのですが、この治療期間に、チタン製のインプラント体がしっかりと骨と結合することで、天然の歯でいう歯根と同じような役割を果たせるようになります。 -
二次手術
治療期間を経て、しっかりとインプラント体が結合すると、二次手術を行います。
この手術では、インプラント体を覆っていた歯肉を、局所麻酔をしたうえで切開し、インプラント体と人工歯を繋げるためのアパットメントというパーツを取り付ける作業になります。手術に掛かる時間は本数によっても変わってきますが、30分程度となります。
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治癒期間
二次手術の際、切開した歯肉の治癒を約1〜3週間程度待ちます。
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人工歯の作成
歯肉の治癒がなされたと判断したら、歯型を採取し、人工歯の部分を作成します。
当院では形だけを気にするのではなく、インプラントで補う部分の周りの歯との色も併せるなど、自然な見た目になるよう細かく治療性を行い、人工歯を作製します。 -
人工歯の装着
人工歯を最終的に装着し、噛み合わせの調整などを行ってインプラント治療は完了となります。
治療後はメインテナンスが大切になります。
治療後のメインテナンス
インプラントを埋め込んで治療は完了ではありません。
天然の歯には、歯と顎の骨の間に粘膜(歯根膜)というものがあり細菌の付着や侵入を防いでいるのですが、人工物であるインプラントにはこれがありません。
そのため、インプラントの寿命はメインテナンスがきちんとできているかどうかで大きく違ってきてしまうのです。
歯と歯茎の境目の粘膜が無いことでの問題をできる限り避けるためにも、日々の歯磨きなどのケアだけでなく、定期的に歯科医院に通って受けることができる、プロによるメインテナンスも大切になってきます。
※治療結果は患者様によって個人差があります。