医療法人社団神茗会りんご歯科クリニック医院HP

神奈川県横須賀市東浦賀1-1-1 ワタナベONE’Sビル3階

インプラント治療とは

インプラント治療は、失ってしまった自分の歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め入れ、その上に人工の歯（被せ物）を取りつけることで噛み合わせの回復を目指す治療法です。
固定式であるため入れ歯のように着脱する必要がありません。自分の元の歯のような力で噛めるようになりやすく、見た目もほとんど変わらないと思います。
治療後は天然歯と同じように毎日のブラッシングと、歯科クリニックでの定期検診でケアできます。

メリット

・固定式なので違和感が少ない
・見た目上は自分の歯と同様に見えやすい
・他の歯を削る必要がない
デメリット
・外科手術が必要
・構造上、清掃が困難になる場合がある
・公的医療保険外の治療法である

インプラント治療の特徴

天然歯と同じような感覚で咀嚼[そしゃく]（かみ砕くこと）がしやすいため、食べ物の食感や温度を直接感じることができ、おいしく食事ができます。
周囲の歯や組織を痛めにくいため、積極的に噛むことで歯槽骨が活性化され、組織が回復されるのを見込むこともあります。またスムーズな咀嚼運動[そしゃくうんどう]は、認知症の予防に繋がりやすいともいわれています。

人工歯の見た目は自然で美しく、他人が見ても人工歯だと気づかれにくいです。また、入れ歯のように外れる心配もありません。
インプラントは丁寧なブラッシングと定期検診を行うことで、長期間の使用可能へと繋がります。

インプラントには、生体親和性（拒否反応がなく、身体になじむ）が良いといわれているチタン素材を使用してます。チタンは金属でありながら骨と直接結合する特性を持っており、アレルギー反応が起こりにくいといわれています。

インプラント治療のための知識

歯周病との関係

歯周病が原因で歯を失った場合、インプラント治療を始める前にまず歯周病の治療をしっかりと行う必要があります。インプラント治療は、チタン製の人工歯根を骨に結合させることで固定します。そのため、歯周病が進行し、顎の骨がほぼないような状態ではインプラントが抜け落ちる結果となりやすいです。インプラント治療を成功させるためには、手術前に歯周病をしっかりと治療し、インプラント治療を受けられる状態にすることが必要です。

治療後のメンテナンス

手術が終わった時点ですべてのインプラント治療は終わりだと思われがちですがそうではありません。メンテナンスを不十分にしていると、歯周病と同じような症状が起こりやすくなります。歯科衛生士による正しいブラッシング指導や、歯科医師によるクリーニング専用器機を使用した歯のクリーニング（PMTC）は効果が見込まれます。せっかく取り戻した「自分の歯で噛める喜び」を再び失うことにならないよう、入念なケアを心掛けることが大切です。

※治療結果は患者様によって個人差があります。