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千葉県佐倉市上志津1656-6 蜂谷ビル1・2階

診療案内

インプラント治療とは

歯を失ってしまった場合は?

歯を失ってしまった場合は?

虫歯や歯周病、事故などの外的要因で歯を失ってしまった場合、入れ歯やブリッジなどの治療法のほか、インプラント治療という選択肢があります。

インプラント治療では、見た目を補うことができるだけでなく、主にチタン製の人工歯根を歯茎の骨に埋め込むため、本来の歯に近い噛み心地を回復させることもできます。
また、骨にインプラントが固定されているため、しっかりと噛むこともでき、硬いものなどを食べる場合などの不安や違和感を軽減できます。

インプラント治療のメリット/デメリット

インプラント治療にはメリットもありますが、デメリットもあります。
そのことを十分に理解して、治療を受けることが大切になると考えています。

  • メリット

    • 自分の歯と同じような感覚で咬むことが出来るので、食べ物の味や感覚がわかりやすい
    • 周りの歯を傷つける心配がありません
    • 見た目には自分の歯に近く仕上げることができます
    • インプラントによって顎の骨に力が伝わるので、顎の骨が痩せにくくなります
  • デメリット

    • 歯を抜くのと同じ程度の外科手術が必ず必要です
    • 重度の糖尿病などの疾患の場合インプラント治療ができない場合があります
    • 歯触りが鈍く感じる場合がある
    • 公的医療保険が適用できない治療のため比較的高額です

インプラント治療の種類

抜歯即時インプラント

従来のインプラント治療では、インプラントを埋め込む予定の場所に、抜歯する必要のある歯がある場合は、抜歯後に歯肉が治癒するのを待って、インプラントを埋め込む手術を行うことが前提となっていました。

しかし、インプラント治療の技術が発達してきたことにより、治療の選択肢として抜歯即時インプラントという選択肢が取れるようにもなってきました。
これは、条件を満たしている必要はありますが、簡単に説明すると、抜歯を行ったあと、そのまますぐにインプラントを埋入するという方法です。

この方法のメリットとしては、抜歯後の歯肉の治癒期間を待たなくていい分、インプラント治療全体の治療期間が短縮できます。
また、インプラントを埋め込むときに仮歯まで入れられる状態であれば、歯が無いという期間を設けず、インプラント治療を受けられるという点があります。

ソケットリフト

インプラントを埋め込むのには十分に顎の骨の厚みや幅があることが大切になります。
これは、天然の歯と同じように、顎の骨でインプラントを支える必要があるからです。
そのため、従来の方法では、骨がある場所を探してインプラントを無理に埋入することなどもありました。しかし、これはゆくゆくインプラントの不具合の原因にもなってしまうことがある方法です。

ソケットリフトは上顎の骨に十分な厚みがなく、インプラントをしっかりと支えられないという場合に行う、骨の厚みを増やすための治療です。
特殊な器具を用いて上顎洞底部を押し上げ、押し上げた部分に骨補填材を填入しインプラントを支えるのに十分な骨の厚みを確保します。
歯茎などを大きく切開する必要もないので、傷口が小さくて済み、術後の腫れも軽減できる方法です。

インプラント治療の流れ

  • 口腔内の検査

    インプラント治療を行うための検査を行います。
    X線写真撮影、口腔内診査を行い、お口の中の状態を調べます。
    この検査の結果を元に、治療計画を立て、インプラント治療をどのように行うかを説明します。

  • 治療前の処置

    治療前の処置

    インプラント治療を行う間に、歯周病の治療や、歯のクリーニングが必要になる場合があります。

  • インプラント埋入手術(1次手術)

    インプラントを埋め込むためには、歯を失った部分に、インプラントを埋め込むための穴を開け、インプラント本体を埋め込みます。
    インプラントの上部にはキャップを取り付け、歯肉で覆いインプラントが骨と結合するのを待ちます。
    インプラントと骨が結合するのには、上顎の場合約4〜6ヶ月。下顎の場合約2〜4ヶ月ほどかかります。
    当院では、この間に虫歯の治療や歯のクリーニングなどを行うこともあり、治癒期間を有効に活用することがあります。

  • インプラントの頭出し(2次手術)

    インプラントを覆っていた歯肉を切開し、インプラントの上部を露出させる手術です。
    手術後は歯肉の治癒を促進するための専用のキャップを取り付けます。

  • 支台装置(アバットメント)装着

    インプラント本体と人工の歯を接続するためのパーツ支台装置(アバットメント)を装着します。
    この時点で、インプラントに仮歯を取り付けることができるようになります。

  • 印象採得(型取り)

    上部構造を作成するための歯型の採取を行います。
    インプラントを埋め込む本数が多い場合は、精密な型取り用の装置を作るために予備の型取りも行う場合があります。

  • 上部構造の作製・装着

    上部構造が出来上がるとインプラントに装着し、インプラント治療は完了となります。
    見た目は天然の歯に近づけることができるので、審美的な違和感も軽減できます。

    治療完了後は、患者様のお口の状態によっても異なりますが、1〜6ヶ月に一度メインテナンスを受けていただくことで、長くインプラントを使っていただけるようにサポートします。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

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