インプラントと骨はどのように結合しているのか?
インプラントってどんなものなの?いつからあるの?どうしてインプラントは骨と結合するの?など、インプラント治療についての説明をしています。インプラントネットはインプラント総合サイトです。インプラント治療についての情報を掲載しています。
更新日:2019/09/20
■目次
インプラントのはじまり
スウェーデンの学者ペル・イングヴァール・ブローネマルク教授によって、純チタンと骨の組織がよく結合することが発見されました。
ブローネマルク教授(1929 - 2014)が発案したインプラントは、1965年に臨床応用をスタートし、最初に治療を受けた患者様のインプラントは亡くなられるまでの44年間、問題なく機能していました。
オッセオインテグレーションについて
▼骨とチタンの結合の様子
チタンと骨の結合
チタンと骨が結合している様子です。その様をブローネマルク教授は、
「Osseo - 骨の」+「integration - 結合」 の意味を合わせ、オッセオインテグレィション「Osseointegration」と名づけました。
▼インプラントと骨との結合を示す 顕微鏡写真
しかし、いったいどうして人間の体にとって異物である、金属の人工歯根(インプラント)が体に受け入れられ、自分の歯のような感覚で使えるようになるのでしょう?
それは人工歯根が、ただ単に骨に植えられてるのではなく、チタンの膜を覆っている酸素分子を通して、顎の骨と強く結合し、まるで生きた骨として取り込まれ、安定した状態になるからです。
▼インプラントと骨との結合のイメージ図
- Osseointegration-
生活を営む骨組織とインプラント体とが光学顕微鏡レベルで直接密着し、持続した結合状態を呈し、インプラント体に加わった力が骨に直接伝達される状態。
Osseous(骨から成る) + Integration(完成、統合、一体化)
記事提供
【PR】フィリップス ソニッケアー
歯科専門家使用率NO.1
あわせて読みたい記事
メディア運用会社について
株式会社メディカルネット(東証グロース上場)は、より良い歯科医療環境の実現を目指し、インターネットを活用したサービスの提供にとどまらず、歯科医療を取り巻く全ての需要に対して課題解決を行っています。
当サイト「インプラントネット」を通して生活者に有益な医療情報を歯科治療の「理解」と「普及」をテーマに、自分に最適な歯科医院についての情報や、歯の基礎知識、インプラントなどの専門治療の説明など、生活者にとって有益な情報の提供を目指しています。
インプラント歯科医院を探すなら「インプラントネット」
インプラント治療を行なっている歯科医院を、全国から簡単に検索できます。お近くのインプラント歯科医院をお探しの場合にもぜひご活用ください。